眼球の一番表面(黒目の表面)を覆っている薄い透明な膜を角膜といいます。この角膜が生まれつきにごっている方、やけど、化学薬品による傷、ウイルス感染による障害などで光が眼底に達せず視力障害を受けておられる方々の治療法です。(視力障害者の約1割といわれています。)  
  
 角膜細胞の培養・移植とかいろんな先端的治療が試みられていますが、今のところ、にごった角膜を取り除いたあとに、尊いご意思によりご提供いただいた、きれいな角膜を移植するほかに治療法はありません。 
高知県における角膜移植実施病院は、高知大学医学部付属病院眼科学教室となっています。